電子版『新日本書紀』第一巻 2015年5月23日刊行
2016年4月2日改訂済み Tweet

第一巻では、
邪馬台国以前の歴史と邪馬台国問題、
ユダヤ征服王朝説、
紀年論、
崇神=神武天皇から神功皇后までの天皇紀等を扱います。
天皇紀では書紀の紀年が解明されて、
著者により直訳的現代語訳を受けた書紀の記事が
正しい年月に再配置されています。
 
ISBN978-4-9905293-1-4
 第一巻アマゾンで発売中

400円

第一巻目次

はじめに
第一部 邪馬台国

序章 卑弥呼
 1 倭国の登場-漢書地理志
 2 金印-後漢書東夷伝
 3 倭面土王帥升
 4 倭国大乱と卑弥呼共立

第1章 邪馬台国の姿
 1 卑弥呼の支配
 2 邪馬台国の位置
 3 邪馬台国の歴史
 4 邪馬台国の様相

第2章 邪馬台国の征服
 1 邪馬台国とヤマト王権の比較
 2 騎馬民族征服王朝説
 3 ユダヤ征服王朝説
 4 日本語の起源
 5 ユダヤ人の歴史

第3章 征服者による歴史改変
 1 証拠の隠滅
 2 三角縁神獣鏡の問題
 3 銅鐸の末路

第4章 朝鮮半島と三国史記
 1 3世紀の東方諸民族
 2 三国史記の紀年問題
 3 高句麗の紀年修正
 4 290年以前の新羅と百済

第二部 新天皇紀

序章 紀年論
 1 記紀の動機と成立過程
 2 紀年論の問題と歴史
 3 欠史八代と神武=崇神
 4 神功紀の問題
 5 倭の五王と崩年干支
 6 在位期間の修正と推定

第1章-1 崇神=神武紀

第1章-2 前方後円墳体制

第2章 垂仁紀

第3章 景行紀

第4章 成務=仲哀紀

第5章-1 神功紀

第5章-2 初期五代の陵墓について

系図集
参考文献
写真目録
図表目録

内容紹介

 一巻の「魏志倭人伝」の東国21カ国比定の説明の中、六国分をここで公開します。

 斯馬国は志摩国。
 斯馬国は「しまこく」と読み、島国のことだった。
志摩国には島々があり、島国と言えよう。
よって、志摩国が島国、すなわち斯馬国である。
しかし、「島」から小さく思われるのが嫌で、
「島」を「志摩」に変えて、国名にした。
 伊邪国は伊勢国。
 伊邪国は「いやこく」と読み、礼の国のことだった。
伊勢国の人々は礼を守る。
よって、伊勢国が礼国、すなわち伊邪国である。
しかし、「邪」という表記が嫌で、
「邪」を「勢」に変えて、伊勢を国名にした。
 弥奴国は美濃国。
 弥奴国は「みのこく」と読み、美野国のことだった。
美濃国には美しい野があり、美野国と言えよう。
よって、美濃国が美野国、すなわち弥奴国である。
後に美野国は、「野」から野卑だと思われるのが嫌で、
「野」を「濃」に変えて、美濃を国名にした
 呼邑国は越国。
 呼邑国は「こおうこく」と読み、呼応国のことだった。
越国は呼べば応じてくれる人々の国だと考えられていた。
よって、越国が呼応国、すなわち呼邑国である。
しかし、呼べば応じるとされる気軽さが嫌がられた。
そこで、越えた向こうの国を意味する越国に国名を変えた。
 鬼国は紀伊国。
 鬼国は「きこく」と読み、木の国のことだった。
紀伊国は良質な木材を産し、木の国と言えよう。
よって、鬼国、すなわち木の国が紀伊国である。
しかし、鬼国から、鬼(おに)の国と呼ばれるのが嫌で、
通説の言うように、木を二字化して紀伊に国名を変えた。
 為吾国は伊賀国。
 為吾国は「いごこく」と読み、吾を為す国、
吾とよく言う国を意味した。
しかし、我の強い人の国と思われるのが嫌で、
音が近い伊賀に国名を変更した。
伊賀の表記が選ばれたのは、「伊」は隣国の伊勢から、
「賀」は目出度いからだろう。


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